◎運動後に『筋肉』のマッサージ・振動刺激しておくと……➡️➡️疲労感が軽減!!

今回は「筋肉痛の軽減・対処」について紹介していきたいと思います♫

大抵の方はリハビリや運動、筋肉トレをした後に「筋肉痛」を経験したことがあるのではないでしょうか?

専門用語で「運動後の筋肉痛=遅発性筋痛」。

運動後(特に慣れない運動・激しい運動)や初めて行うトレーニング後に起こりやすく、運動後8〜10時間後に始まり、24〜48時間でピークを迎えると言われています。
《症状》
①筋肉に痛みを感じる
②筋肉が動かしにくくなる
③関節が硬くなる
また、筋肉に疲労が残っている状態なので、その状態のまま新しい(違う)運動を続けてしまうと、怪我に繋がってしまう可能性も考えられます(T_T)

(例)大会が近い→新しいトレーニング→遅発性筋痛→本番十分に力を発揮できない(*_*)というケースも考えられます。

そうなってからでは遅いので……
「遅発性筋痛とその対処方法」は是非知っていて頂きたいです♪

今回は…
「遅発性筋痛の予防」を調査した研究を紹介していきますね(1)♫

《対象》
・健康な45名

《方法》
・ハードな腕の筋肉トレ
・筋トレ後→3つの対処法
〔対処①〕マッサージグループ:筋トレ後→腕の筋肉に対し15分間マッサージ
〔対処②〕振動刺激バイブレーショングループ:筋トレ後→腕の筋肉に対し機器で5分間振動刺激(50㌹)
〔対処③〕何もしない

《調査項目》
・トレーニングした部位の腕の筋肉の痛み
・腕の関節制限の有無
・血液検査で疲労物質を測定
・最大筋力の低下具合

《調査タイミング》
・トレーニング前
・トレーニング直後→24時間後→48時間後→72時間後
*血液検査・最大筋力→トレーニング前・48時間後のみ測定

《結果》
・筋肉痛→24、48、72時間後ともに①②は痛みは少なかった。
・関節の可動域→①②は48、72時間後で回復が早かった。
・血液検査:筋肉の疲労状態→①②が結果良好♪
・最大筋力→①で回復良好♫

《結論》
「遅発性筋痛には、マッサージと振動刺激は予防効果がある!!」

これまでも経験的に運動後にマッサージをしていましたが、 今回の結果から理にかなったものということがわかりました(^_^)
また「バイブレーション振動刺激」もマッサージと同じような効果が得られる!というのは新たな発見でしたね♪

マッサージには、専門家によるものや自身で行うものがありますが、なかなか思うように出来ないこともあるかと思います(T_T)
一方、バイブレーション刺激は機器さえあれば手軽に行えます。
運動後に筋肉疲労したな〜と思う箇所に当てるだけ。マッサージより続けやすいかもしれませんね♪

せっかく運動や筋トレをしても、ケアが不十分で筋肉疲労がたまり、それが原因で障害に繋がる…なんて本末転倒です(+_+)

…皆々様、くれぐれも「運動後のケアが大切!」ということをお忘れなく(^_^)(^_^)(^_^)

引用(1)

Shagufta Imtiyaz et al., To Compare the Effect of Vibration Therapy and Massage in Prevention of Delayed Onset Muscle Soreness (DOMS)

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24596744/

西川整形外科ホームページ: http://www.naoso.com/

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