関東最小侵襲脊椎治療学会研究会で腰痛のリハビリテーションの特別講演をさせていただきました^^
みなさま
いつもブログを見ていただきありがとうございます。3月4日土曜日に関東最小侵襲脊椎治療学会研究会で腰痛のリハビリテーションの特別講演をさせていただきました^^
会場は、お茶の水にある順天堂大学医学部 7号館(A棟)小川秀興講堂でした。
最小侵襲脊椎治療学会ということで、参加された方は、ほぼ整形外科医で脊椎外科専門医の医師の方々でした。手術療法の学会で、ボクがお話しさせていただいたのは腰痛のリハビリテーションについてです。ちょっと場違いな感じもする方もいると思いますが、我が国ではリハビリテーションが開始される時は、医師の指示のもと、理学療法士にオーダーされます。そのオーダーを元に我々理学療法士は患者さんにリハビリテーションを行うことができます。医師と理学療法士はいつも協力してリハビリテーションを行なっています。医師の先生方の治療は、薬物療法と手術療法で、それに加えてリハビリテーションがあります。薬物療法と手術療法は医師の先生方の専門ですが、リハビリテーションだけは理学療法士や作業療法士にオーダーするシステムになっております。全ての患者さんが手術になることはなく多くの患者さんはリハビリテーションを受けます。そのリハビリテーションの内容を詳細に紹介することが今回の特別講演の目的でした。
今回のような講演内容は、理学療法士の前でお話しすることがほとんどですが、整形外科医の先生方の前でお話しできたことはボクにとって非常にいい機会になりました。当日は、医師の先生方からたくさんの質問をいただき大変勉強になりました。整形外科の先生方もリハビリテーションに興味を持っている方も多いことがわかりました。
医師の先生にしっかり診断してもらいそれを元にリハビリテーションを行えることは日本の医療の強みです。諸外国では、理学療法士の元に直接患者さんが来れる国もあります。しかしながらこのシステムですと、確定診断ができないままリハビリテーションを行うことになります。確定診断がないと手探りで(理学療法士が予想して)治療を行わなければいけないのでリハビリテーションの効果の打率は当然落ちます。
日本の医師と理学療法士がタッグを組んでリハビリテーション医療を行うことができる我が国のアドバンテージを生かして今後、日本のリハビリテーションの効果を国内、海外に発信して行けたらと思います。
このたびは、お声をかけていただいた順天堂大学の野尻英俊先生、座長をしていただいた北里大学の日方智宏先生ありがとうございました。
また発表するにあたりご指導いただいた東千葉メディカルセンター整形外科部長の青木保親先生、院長先生ありがとうございました。
今週は、フジフイルム主催のセミナーで腰椎分離症の講演予定です。そちらは800名近く参加者がいるそうで、ドキドキしております。少しでも参加者の皆様にいい情報を提供できるように準備しますので、ぜひご興味のある先生方、ご参加をお待ちしております。
**フジフィルムのサイトです
https://www.fujifilm.com/jp/ja/healthcare/events/9139
最後に、会場である順天堂大学の講堂が凄すぎたので、写真をアップします。
TEDみたいな会場でした^^会場の大きさにしびれましたー
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