「49歳が分かれ道!KAテストで見える体の変化とその対策」

運動機能チェック「KAテスト」で見える体の変化 〜あなたの体は今、何歳?〜

こんにちは!今日は「KAテスト」という運動機能を総合的にチェックできるテストを紹介しつつ、年齢とともにどんな体の変化が起きるのかをお話しします。

KAテストって何?

「KA」とは、「KOJI AWARENESS(コージアウェアネス)」の略で、筋力、柔軟性、バランス能力など、体の運動機能をいろいろな角度から評価できるテストです。

このテストのいいところは、特別な機器や長い時間を必要とせず、簡単に運動機能をチェックできるところにあります。しかも、専門家に頼らなくても、自分でも評価ができちゃうんです。テストは11項目あり、それぞれに採点基準があって、最高スコアは50点。動きを3回チェックし、一番良いスコアを記録する仕組みです。平均して20分以内で終わるので、忙しい方でも気軽に受けやすいのもポイントです。
**室伏広治スポーツ庁長官のホームページにKAテストは紹介されていますhttps://kojimurofushi.net/wp/wp-content/uploads/2022/07/Appendix-1.pdf

体の3つのエリア別にスコアを出します

KAテストでは、体を以下の3つの部位ごとにチェックして、運動機能をスコア化しています:

  • 頸肩上肢複合体(NSU):首や肩の動き、腕の筋力など、肩から上のエリアをチェックします。
  • 体幹(コア):お腹や背中、体幹の安定性や柔軟性を測ります。体のバランスを保つためにとても大事な部分ですね。
  • 下肢(LE):脚全体の筋力や動きのスムーズさをチェック。脚の運動機能が落ちてくると、普段の歩きや立ち上がり動作にも影響が出ます。

年齢とともにスコアはどう変わる?

今回の研究では、年齢とともにKAテストのスコアがどのように変わるかを調べました。結果として、年齢が上がるにつれてスコアが少しずつ低下し、特に40代後半から50代前半でスコアの落ち込みが急に加速することがわかりました。この「49歳前後」が、運動機能が変わりやすいポイントだと言えます。

例えば、49歳を超えると、KAスコアの低下のスピードが上がり、年齢が1歳増えるごとにスコアがさらに下がる傾向にありました。特に肩や首、脚のスコア低下が目立つのですが、女性の場合は男性よりも肩や腕(頸肩上肢複合体)の機能低下が顕著だったという結果も出ています。

KAテストの活用法:50歳を迎える前にできること

このテストは、自分の運動機能が年齢とともにどう変化しているかを知り、予防や対策を考えるために役立ちます。例えば、50歳前後から肩や脚の運動機能が急に落ちてくることがわかった今、日常的にストレッチや簡単な筋力トレーニングを続けることが重要です。

KAテストを受けてみて、「自分の体はこんなふうに変わっているんだ!」と知ることで、予防や健康維持のモチベーションも上がります。50歳前後は体が大きく変わりやすい時期なので、早めにチェックして対策をスタートしましょう!

参考文献

Koji Murofushi at al

Exploring age-related changes in motor function: insights from the peak decline found in Koji Awareness screening test

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39143124/

 

朝に腰痛が起こりやすい理由とその予防法!

朝の腰痛はこうして起こる!そして、その予防法

みなさん、こんにちは、今回は「腰痛が朝に起こりやすい理由」とその対策についてお話しします。今回参考にした論文に腰痛が起こりやすい時間帯が挙げられていたので紹介します^^

で、結論から言いいますと、腰痛が起こりやすい時間帯は朝7時から12時。はい、ここ!朝時間帯から午前の間なんです!これには、ちゃんとした理由があるんですね。

寝ている間に、背骨(椎間板)が水分を吸収して膨らむんです。朝、私たちの背骨はフレッシュな状態で、実は日中よりも柔らかく、つまり”ケガしやすい”状態にあるんです。だから、そのタイミングで重たいものを持ったり、腰に負担がかかる動きをすると…「あ、やっちゃった!」となるわけです。

注意!腰に負担をかけやすい朝の動き

さらにですね、研究の中で「特に朝やると腰痛を引き起こしやすい動き」というのも挙がってます。こんな動き、思い当たりませんか?

  • 前かがみでの作業(例:ガーデニングや掃除)。この動き、朝やると腰にズキン!ときます。
  • 重い物を持ち上げる、不安定な物を運ぶ(例:車の上に置いた荷物を降ろす)。これも朝は要注意。

ただし、「朝とこれらの動きがどれだけ関係しているか」については、もっと調べる必要があるらしいです。でも、腰痛予防には『どの動きをするか』だけじゃなくて、『いつ動くか』も大事ってことは確かなんですね。

腰痛の予防は「動き」と「タイミング」

ポイントは、朝のこの「ちょっと危険な時間帯」を頭に入れて、腰に負担をかけすぎないようにすること。例えば、朝に重い物を持たないとか、前かがみの作業はできるだけ避けるとか、慎重に動くことで、腰への負担はグッと減ります。

ぜひ、毎日の小さな工夫で、腰痛予防していきましょう!

参考文献
https://www.researchgate.net/profile/Jenny-Setchell/publication/331985420_What_Triggers_an_LBP_Flare_A_Content_Analysis_of_Individuals’_Perspectives/links/5cd5bf87458515712ea2ea9e/What-Triggers-an-LBP-Flare-A-Content-Analysis-of-Individuals-Perspectives.pdf

第32回日本腰痛学会でシンポジウムで発表しました

みなさま、いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

先週開催された第32回日本腰痛学会のシンポジウム(テーマ:腰痛とスポーツ)にて、シンポジストとして発表をさせていただきました。私は、発育期腰椎分離症についてお話ししました。会場は幕張メッセの学会場の最大のホールで、緊張しましたが無事に発表を終えることができました。

多くの医師や理学療法士の方々に参加していただき、質問もたくさんいただきました。このことから、スポーツにおける腰部障害への関心の高さを感じました。発育期腰椎分離症は、腰痛を主訴とする腰椎の疲労骨折として知られています。特に、スポーツに励む小学生や高校生に多く見られる腰痛です。MRI検査なしでは診断が難しいため、見逃されることが多い腰痛でもあります。最近の報告によれば、足の疲労骨折よりも3倍も多く発生しているとも言われ、当院でも多くの患者さんを対応しています。

私が腰痛学会で初めて発表したのは15年前、その時も発育期腰椎分離症についてでした。しかし、その頃はまだこの疾患はメジャーではなく、発表数も少なかったのです。今では、発育期腰椎分離症に関するセッションやシンポジウムも組まれるほど認知度が高まっています。これは、多くの患者さんがこの病気で困っている現状を反映しています。

早期診断と適切な治療が非常に重要な疾患ですので、これからも学会での発表を通じて最新の知見を得て、日々の患者さんへ還元できるよう努力していきます。

また、今回当院から理学療法士の石崎先生と東宮先生も発表しました。石崎先生はジャックナイフストレッチという特殊なストレッチの効果について、東宮先生はModic change(中高年に多い腰痛の方の背骨の形の特徴)についてお話ししました。2名とも素晴らしい発表を行い、質疑応答も充実していました。

さらに、5月に一緒に国際学会でスイスに行った武田先生も、京都で肩関節学会に参加し発表してきました。後輩たちの活躍をとても嬉しく思います^^

臨床も大切ですが、そこで得られた知見を学会で発表し、未来の患者さんのリハビリに生かすことが重要だと考えています。これからも西川整形外科から国内外に発信できるよう、スタッフ一同頑張ります。

 

 

 

今月10月25日・26日には、第32回日本腰痛学会が幕張メッセで開催されます。シンポジストとして登壇いたします^^

皆さま、いつもブログをご愛読いただきありがとうございます。

今月10月25日・26日には、第32回日本腰痛学会が幕張メッセで開催されます。大会長は千葉大学整形外科の大鳥精司教授です。今回、私もプログラム委員として参加させていただき、25日(金)8時40分~10時10分、2階の国際会議室(第一会場)でシンポジストとして登壇いたします。シンポジウムのテーマは「腰痛とスポーツ障害」で、私は「発育期腰椎分離症のリハビリテーション」についてお話しさせていただきます。

これまで蓄積してきたデータを基に、最新のリハビリテーション法をご紹介する予定です。腰椎分離症やスポーツ腰部障害にご興味をお持ちの先生方、ぜひご参加いただければ幸いです。

さらに、今回は理学療法士としてプログラム委員を務めさせていただいたこともあり、リハビリテーションに関連したセッションも数多く企画されています。リハビリに関心のある方は、ぜひ幕張メッセに足を運んでいただき、腰痛について濃く話し合う充実の2日間をお楽しみください。私自身、毎年この学会で多くを学び、発表させていただいています。

現在、発表スライドも最終調整中です。当日はより質の高い情報をお届けできるよう、全力で準備を進めております。学会案内の詳細は、以下のリンクからご確認ください。

それでは、皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

第32回日本腰痛学会URL
https://site.convention.co.jp/32jslsd/program

日本運動器理学療法学会に参加してきました

皆様、いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

9月6日・7日にパシフィコ横浜で開催された日本運動器理学療法学会に、理学療法士の豊岡先生とともに参加してまいりました。私は座長として、豊岡先生は演題発表を行うという充実した時間を過ごしました。まさに「学びの秋」を実感した2日間でした^^

「運動器」なので、整形外科に携わる理学療法士の皆さんが参加、発表されていました。今回の学会でも、整形外科領域に特化した貴重な知見を深めることができました。また大学で教鞭をとられている先生方や、臨床現場で活躍されている理学療法士の方々との交流も、非常に刺激的でした。

私はこの日本運動器理学療法学会の会員でもあり、来年も引き続き参加したいと考えております。

最後に、私や豊岡先生が学会に参加している間、クリニックを支えてくださったスタッフの皆さんには、心から感謝いたします。皆さんのおかげで、安心して学びに専念することができました。本当にありがとうございました。

これからも、日々の診療や治療の現場で学びを活かしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

千葉大学主催 千葉手・肘の外科研究会OT & PT cadaver work shop 2024 に講師として参加させていただきました^^

皆様、いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

先日、9月6日・7日に千葉大学が主催した「千葉外科研究会 OT & キャバワークショップ2024」に、講師として参加させていただきました。このワークショップも数年が経ち、私は初回から講師スタッフとして関わらせていただいています。講師としての参加ですが、毎回自分自身も学びが多く、とても有意義な時間となりました。

来年も同時期に開催予定ですので、ご興味のあるコメディカルの先生方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。全国からたくさんの先生方にご参加いただき、誠にありがとうございました。次回もさらにアップデートした内容で、より良いワークショップを開催できるよう準備を進めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今回も当院の理学療法士、大森理学療法士が講師として一緒に参加してくれました。大森先生はエコー技術に非常に長けており、今回も講師陣の中心として講演を担当されました。また、1コメディカルの勉強会でもご講演され、大変活躍されていました。来年も二人で参加予定ですので、引き続きよろしくお願いいたします。

日本整形外科基礎学会のシンポジウムで発表させていただきます^^

みなさまこんにちは。
10月19日と20日に筑波で日本整形外科基礎学会があります。整形外科医の方々が中心の基礎研究中心の学会です。自分も大学院のときに毎年参加・発表していました。懐かしい。。。

その学会で「腰椎分離症を科学する」というタイトルのシンポジウムが19日の朝にあります。そこで理学療法士として「腰椎分離症の運動療法を科学する」というテーマを仰せつかりました。この学会で発表できるなんて!と嬉しい気持ちもありますが、緊張しています。。。

せっかく頂いた機会ですので、日々我々が行っている腰椎分離症のリハビリについて気合い入れて発表してきます!当日行かれる先生がおられましたらぜひお声かけさせてください。準備頑張ります^^

学会URL
https://site2.convention.co.jp/joakiso2023/

✨西川整形外科ホームページ: http://www.naoso.com/

お久しぶりなのにセミナーのご案内ですみません。。。10月27日と11月24日

みなさまご無沙汰しております^^お久しぶりです。。
少しバタバタしておりまして、投稿が滞っておりました。久しぶりの投稿なのに勉強会で講師をすることになりそのお知らせです。

去年、「フルカラーでやさしくわかる!腰痛の理学療法」を出版させていただきましたが
その内容に沿った腰痛に対する基礎知識とリハビリテーションと題しまして、セミナーを開催することになりました。

医療従事者の方向けになりますが、ご興味のある方はぜひ^^よろしくお願いいたします。
準備頑張らなくちゃ!

講習会URL
https://peatix.com/event/3688973

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日本臨床整形外科学会が7月16日と17日 発表します^^

日本臨床整形外科学会が7月16日と17日に幕張メッセで開催されます。私も1つの演題とシンポジウムで発表する機会をいただきます。当院からは合計7つの演題で参加し、スタッフ全員全力で学会に臨みます。

現在、発表するメンバー全員がプレゼンテーションのスライド作成に取り組んでいます。学会ではよく地方に行くこともありますが、今回は幕張メッセで開催されるため、多くの同僚と一緒に参加できることに喜びを感じています。

日々の臨床で得られた知見を全国に向けて発表します。もし学会にお越しいただける医療従事者の方がいらっしゃれば、ぜひ声をかけてください。お会いできることを楽しみにしています。

以下学会のHPです
https://jcoa36.com/overview.html

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国際腰椎学会でオーストラリアのメルボルンに行ってきました^^

ご無沙汰しております!久しぶりの投稿です。ちょっと遅くなってしまいましたが、5月の1日から5日までオーストラリアのメルボルンで開催された国際腰椎学会に参加してきました。コロナ禍の影響で学会はオンラインが主流となっていましたので、久しぶりのオフラインでの学会参加、さらに国際学会に参加できたことは本当に嬉しいです。

千葉大学の整形外科の先生方や、国際学会でお会いすることの多い理学療法士の方々も多くいらっしゃり、久しぶりにお話できて刺激を受けました。コロナの制約でなかなか直接会うことができなかったので、研究の進捗や近況を報告し合う貴重な時間となりました。

学会ではオーストラリアの有名な理学療法士の先生とお会いする機会もあり、彼らの発表を聞くことができました。その中で、私自身も西川整形外科から3つの演題をポスター発表しました。口述発表の機会も訪れるよう、日々臨床と研究に精進していきたいと思います。

オーストラリアのメルボルンでの学会は非常に有意義なものとなりました。新たな知見を得るだけでなく、同じ志を持つ研究者や専門家との交流も深めることができました。今後もさらなる研究の発展と臨床への活かし方について考えていきたいと思います。

メルボルン移民の方が多く非常に過ごしやすかったです^^しかし物価は聞いていた通り高くびっくりしました。#空港でプリングルスの大きいポテトチップスの缶がなんと1000円で驚愕しました

また行きたいです!!

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投稿していた論文が採択されました^^

みなさま

以前、投稿していた論文があったのですが、その論文がなんと本日採択されましたーー^^嬉しい
雑誌名はJournal of Bodywork & Movement Therapies:https://www.bodyworkmovementtherapies.com/
です。論文の内容は、発育期腰椎分離症に対する運動療法の安全性と効果になります。これまで世界で発育期腰椎分離症のリハビリテーションについては確立した報告はなかったので、今回この論文が出たので安全で効果的なリハビリテーションが広まればいいなと思っています。投稿から1年以上かかってやっと本日採択の知らせ。感慨深いです。
この論文を皮切りに今後もどんどんリハビリテーションについて発信していきたいと思います。今日はお祝いにビール飲んじゃいます^^ #昨晩はワイン飲んだけど。。。

論文が実際発刊されたらまたご報告します。本日、雑誌社から来た採択のメールも添付します。こんな感じで連絡がきます。ご参考までに。

Manuscript Number: YJBMT-D-22-******
Safety and efficacy of aggressive exercise therapy for patients with unilateral early-stage spondylolysis: A retrospective comparative cohort study

Dear Sugiura,

Thank you for submitting your manuscript to Journal of Bodywork & Movement Therapies.

I am pleased to inform you that your manuscript has been accepted for publication.

If there are any reviewer comments for your consideration prior to publication, those can be found below.

Your accepted manuscript will now be transferred to our production department. We will create a proof which you will be asked to check, and you will also be asked to complete a number of online forms required for publication. If we need additional information from you during the production process, we will contact you directly.

Additionally, please be sure that the following issues have been addressed, if applicable:
– Documentation of ethical treatment of human subjects during research is mandatory for all clinical studies published in this journal. Oversight of ethical issues within research is typically provided by an Institutional Review Board (IRB) or Ethics Board approval, and must be documented within the body of the manuscript.
– Clinical trials must be registered with a clinical trials database and the registration number must be stated in the manuscript. If you have not done so, please register your study retrospectively and state this in your revised manuscript. Additional information on clinical trial registries can be found here: http://www.icmje.org/about-icmje/faqs/clinical-trials-registration/
– Systematic reviews and meta-analyses must be registered in the PROSPERO database and the registration number should be stated in the manuscript. If you have not done so, please register your review and revise you manuscript to include a statement that affirms PROSPERO registration.
– Ensure your manuscript precisely adheres to the JBMT Guide for Authors: https://www.bodyworkmovementtherapies.com/content/authorinfo
– If reviewers or editors have asked you to have your manuscript professionally edited for correct scientific English, ensure this is done before submitting your revision. Confirmation of the professional editing can be submitted with your manuscript revisions.

We appreciate and value your contribution to Journal of Bodywork & Movement Therapies. We regularly invite authors of recently published manuscript to participate in the peer review process. If you were not already part of the journal’s reviewer pool, you have now been added to it. We look forward to your continued participation in our journal, and we hope you will consider us again for future submissions.

We encourage authors of original research papers to share the research objects – including raw data, methods, protocols, software, hardware and other outputs – associated with their paper. More information on how our open access Research Elements journals can help you do this is available at https://www.elsevier.com/authors/tools-and-resources/research-elements-journals?dgcid=ec_em_research_elements_email.

Kind regards,
******, DC, PhD
Editor
Journal of Bodywork & Movement Therapies

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関東最小侵襲脊椎治療学会研究会で腰痛のリハビリテーションの特別講演をさせていただきました^^

みなさま
いつもブログを見ていただきありがとうございます。3月4日土曜日に関東最小侵襲脊椎治療学会研究会で腰痛のリハビリテーションの特別講演をさせていただきました^^
会場は、お茶の水にある順天堂大学医学部 7号館(A棟)小川秀興講堂でした。

最小侵襲脊椎治療学会ということで、参加された方は、ほぼ整形外科医で脊椎外科専門医の医師の方々でした。手術療法の学会で、ボクがお話しさせていただいたのは腰痛のリハビリテーションについてです。ちょっと場違いな感じもする方もいると思いますが、我が国ではリハビリテーションが開始される時は、医師の指示のもと、理学療法士にオーダーされます。そのオーダーを元に我々理学療法士は患者さんにリハビリテーションを行うことができます。医師と理学療法士はいつも協力してリハビリテーションを行なっています。医師の先生方の治療は、薬物療法と手術療法で、それに加えてリハビリテーションがあります。薬物療法と手術療法は医師の先生方の専門ですが、リハビリテーションだけは理学療法士や作業療法士にオーダーするシステムになっております。全ての患者さんが手術になることはなく多くの患者さんはリハビリテーションを受けます。そのリハビリテーションの内容を詳細に紹介することが今回の特別講演の目的でした。

今回のような講演内容は、理学療法士の前でお話しすることがほとんどですが、整形外科医の先生方の前でお話しできたことはボクにとって非常にいい機会になりました。当日は、医師の先生方からたくさんの質問をいただき大変勉強になりました。整形外科の先生方もリハビリテーションに興味を持っている方も多いことがわかりました。

医師の先生にしっかり診断してもらいそれを元にリハビリテーションを行えることは日本の医療の強みです。諸外国では、理学療法士の元に直接患者さんが来れる国もあります。しかしながらこのシステムですと、確定診断ができないままリハビリテーションを行うことになります。確定診断がないと手探りで(理学療法士が予想して)治療を行わなければいけないのでリハビリテーションの効果の打率は当然落ちます。

日本の医師と理学療法士がタッグを組んでリハビリテーション医療を行うことができる我が国のアドバンテージを生かして今後、日本のリハビリテーションの効果を国内、海外に発信して行けたらと思います。

このたびは、お声をかけていただいた順天堂大学の野尻英俊先生、座長をしていただいた北里大学の日方智宏先生ありがとうございました。

また発表するにあたりご指導いただいた東千葉メディカルセンター整形外科部長の青木保親先生、院長先生ありがとうございました。

今週は、フジフイルム主催のセミナーで腰椎分離症の講演予定です。そちらは800名近く参加者がいるそうで、ドキドキしております。少しでも参加者の皆様にいい情報を提供できるように準備しますので、ぜひご興味のある先生方、ご参加をお待ちしております。

**フジフィルムのサイトです
https://www.fujifilm.com/jp/ja/healthcare/events/9139

最後に、会場である順天堂大学の講堂が凄すぎたので、写真をアップします。

TEDみたいな会場でした^^会場の大きさにしびれましたー

 

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番外編 3月10日19時から腰椎分離症のセミナーがあります。リハビリ関連、発表させていただきます^^

みなさま
更新が滞っておりすみませんでした。元気にしております、ちょっとここ数ヶ月バタバタしておりました。といって、記事の更新ではなくすみません。
FUJIFILMさん主催のセミナーで発表させていただきます^^

日時
3月10日 19時から
詳細については、サイトを添付させていただきます。

なんと、東千葉メディカルセンターの整形外科部長の青木保親先生、そして、放射線技師の坂井様
とのコラボ講演になります。発育期腰椎分離症の診断、画像検査、そしてリハビリテーションまで
1時間半のセミナーになります。ご興味ある方はぜひ

**フジフィルムのサイトです
https://www.fujifilm.com/jp/ja/healthcare/events/9139

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千葉県理学療法士協会の症例報告会で当院の荒井瑞輝先生が発表しました^^

番外編です^^

本日、千葉県理学療法士協会の症例報告会で当院の荒井瑞輝先生が発表しました^^ボクも座長として参加させていただきましたが、素晴らしい報告でした。いつも臨床現場で困ったことやうまくいったことを世に報告することは、未来の患者さんの役に立てることにつながります。
当院ではいつもスタッフがよく院外で発表してくれます。院内だけではなく院外で発表し、他の先生がたに意見をいただけることは非常に有意義な時間です。今後、少しずつでも症例検討会や学会、論文などで発信していきたいと思います。荒井先生、準備、素晴らしいプレゼンお疲れさまでした^^

第3回運動器理学療法超音波フォーラムのシンポジウムで発表させていただきました^^

みなさま、こんにちは\(^o^)/

昨日、『第3回 運動器理学療法超音波フォーラム』のシンポジウムで発表させていただきました^^

なんと参加者が約460名!
それだけ”超音波(エコー)”に興味がある理学療法士が大勢いる、ということですよね♪
当院でも数年前からエコーを導入し、リハビリ診療に役立ています。

ボクの発表は、千葉大学大学院時の”基礎研究”についてをまとめたものです。当時は、将来このようなファーラムでシンポジストとして発表できるなんて夢にも思っていなかったので、素直にうれしかったです♪
このような素晴らしいフォーラムで発表する機会を与えていただいた関係者の先生方に、深謝いたします。

オンラインでの発表でしたが、シンポジウムの参加人数を確認して……ビクビクしてしまいました。。
そして、ボクの発表は最後から2番目でした。。。
他の先生方の発表・スライドのレベルが高かったので、聴講して「すごいな〜!」と思う一方で、どんどんプレッシャーが大きくなり「大丈夫かな……」と、心配もそれに比例して大きくなりました( ̄  ̄)
#発表を終えて少しお腹が痛くなりました。。。

超音波を駆使してリハビリをしている先生方の熱意は高く、とくに特別講演の横浜市立大学整形外科:宮武和馬先生のプレゼンは圧巻でした!
「明日から頑張ろう!」と思える内容で、元気が出ました(^^)

ボクは、定期的に研究会・学会・勉強会に参加することで仕事のモチベーションが上がるタイプなので、これからもそれらで得た「最新」の情報を、当院でのリハ診療に応用していきたいと思っています♫

最後に、今回の発表にあたり当院の大森先生、豊岡先生、武田先生そして院長先生、ご指導いただきありがとうございました。

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『論文を投稿して不採択になったときのココロの対処法』私見です

……むかしの写真をみて、今現在の体型との大きな乖離をみとめましたm(_ _)m
#ダイエットしないと
#筋トレしないと

今回は、
『論文を投稿して不採択になったときのココロの対処法』です

「論文」➡️雑誌社に投稿➡️採用されない➡️世に出ることはない(TOT)
一度で採択されることは難しく、多くのかたが「不採択」を経験しているのが現状です。。

有名な雑誌になればなるほど「不採択」率は上がるので、論文をだせばだすほど「不採択の経験値」も上がります(^^)
「不採択になることのほうが多い」とわかっていても、不採択と通知がくるとやはりおちこみます↘️↘️

そうですね…例えば、ダメもとで記念受験したのに、不合格だったとき……の感覚に似ているかもしれません。

しかし、論文は世に出ないかぎり何物にもなりません!
フラれてもまた自分を奮いたたせる!落ちてもまた次の雑誌に投稿する!!をくり返す「メンタリティー&粘り強さ」が大切だとおもいます♫

今日は、
『不採択でも、めげずに再チャレンジ!』
〜ボクがいつも思っていること〜を紹介します♪♫

その❶
手元にもっていても何の役にも立たないもの。
➡️➡️「不採択になった論文」だと認める!

不採択になって落ちこんで次にチャレンジしていない論文は、消費期限のきれた食品と一緒です。
冷蔵庫に保管していても劣化する一方で、しかもみるたびに「なんで早く食べなかったんだろう…」と気持ちもふさぎます(+_+)
論文にもにているところがあって、自分の手元に置いておくだけでは意味がありません。しかも、その論文をみるたびに「まだ他のところに出してない」とさらに落ち込むことまちがいなしです。
落ちてもすぐ次に投稿!!
捨てる神あれば拾う神あり!です(^^)

その❷
つぎにチャレンジ➡️➡️不採択の落ちこみが緩和される!

ボクの場合は、落ちてもすぐ次の雑誌に投稿すると、不採択でがっくりした気持ちがはれます♫
過去は変えられないけど、今は変えられるからでしょうか^_^
《ボクがよくやる手法》
・最初に投稿した時点で、次にチャレンジする雑誌社をきめておく!
・その準備もしておく!
・最初の雑誌が不採択→早いときは、その日のうちに次の雑誌に投稿!^^
これをすると気持ちがスッとラクになります。採択されたわけじゃないのに気分がスッキリします。。#もちろん修正が必要なときはしっかり直しましょう

その❸
論文は、自分の力だけでつくったものではない!!

これが一番大切かもしれません。
自分が作成した論文は、自分1人でつくったわけではありません!
研究をたったひとりでおこなうことは不可能に近い(…とボクは思っています)。
患者さんからの聴取や、それを一緒にまとめてくれた同僚、そして指導してくれた先生方といったおおくの人の協力が不可欠です。
不採択になると動くのも億劫ですが、「そのまま何もしない=これまで協力してくれた人たちの時間までも無駄に……」
がんばりましょう!!^^

以上です。
じつは…今日も不採択の通知がきましたm(_ _)m。ガックリしてます。。が、すぐに再投稿できるよう自分を鼓舞するつもりでまとめてみました(^^)
皆さんの参考になったのなら、うれしいです^^

論文は投稿してもなかなか採択されないので、採択されたときは喜びもひとしおです♫
落ちても次に投稿しないと、その喜びを味わうことは出来ないので、それもモチベーションのひとつになりますよね♪
がんばりましょう^^
ボクもめげすに頑張ります!!#はやくつぎ出さなきゃ

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論文を修正して再投稿準備中^^

今回はただの途中経過報告です。

いまある論文をアメリカの雑誌社に提出しています。 編集者から論文を修正するように言われましたので急ピッチで修正をしています。修正したあと、再提出をしても不採択なこともありますが…もしかしたら採択されるかもしれません。こんなあいまいな状況でブログで報告するのもなんですが、去年は論文が不採択になることが続いたのでワクワクしてます。今年はボーナスステージになりますように^^

もしも良いお知らせがきたらすぐにご連絡します(数ヶ月あとですが。。。)。世の中で論文を書いてる人は多くいると思います。論文が採択されるまでのドキドキ感は何ともいえません。早く再投稿して楽しみに待ちたいです。

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『コロナ渦で運動をやめてしまうと筋力が落ちる……(T_T)』

こんにちは、西川整形外科の杉浦史郎です。
最近コロナ渦で運動をする機会がめっきり減り、お腹周りのお肉が更に気になり始めた今日この頃です…#ただの中年太りかも…

さて、現在進行形のコロナ渦や緊急事態宣言のために、リハビリをお休みされた方も多いと思います。リハビリを一時休止していた患者さんから、
「自宅では体操があまりできず、体力が落ちた…」という声を耳にします。

通院しているときは、リハビリ室で筋トレや有酸素運動などを行うので、それに伴い自然と体力もつくのですが、1ヶ月程度休んでしまうと確実に体力は落ちてしまいます(+_+)
今この時も、世界中にはリハビリ休止を余儀なくされ、体力低下を起こしている患者さんが数多くいると思います。今後の世界的な健康寿命にも影響するのでは…と危惧しています。。

通院リハビリしている時は我々も経過が追えるので、その都度リハビリプログラムの変更・追加が可能ですが、お会いできないと手も足も出ません(T_T)自宅でご自分だけでトレーニング継続する辛さも十分わかります。#早くコロナが終息しますように

今回紹介するのは、
《コロナ渦の影響でリハビリトレーニングを中止した方の筋力はどうなる?》
という研究です。まさに今、患者さん、理学療法士にとって注目すべき内容です!それでは。。。

《対象》
・コロナ以前からリハビリトレーニングに週2回以上通院していた32名
内訳は、
・コロナの影響で自粛をしていた16名(平均自粛期間64.75日)
・トレーニングを継続していた16名

《方法》
・大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の筋力を測定、比較。太ももの前の筋肉は、膝を伸ばす筋肉です。筋力テストにはよく指標にする筋肉です。

《結果》
・両グループとも体重の変化はなし。
・筋力は自粛グループのほうが低下。
・筋力低下率:11%程度。

予想通りの結果となりました(+_+)

しかし、今回のようにきちんと調査している研究が少ない中で、この研究に出会えたのは僕にとって嬉しいことでした!なぜなら、患者さんに僕の感覚(感??)ではなく、きちんと「リハビリをしないと筋力が落ちるようです」と伝えられるからです♫♪
ホントに素晴らしい研究ですです(^_^)

日々の「努力・継続」の大切さを、改めて痛感しました。
まさに『継続は力なり!!』です♫

コロナ渦でリハビリに通うのをためらう方もいらっしゃると思います。そういった方は、自宅での定期的な運動を続けられるといいですね(^_^)
体力・筋力が落ちてしまうと、健康寿命にも大きく関わってきますし、整形外科の病気も出やすくなると思います。
僕はコロナのせいにして日々の運動をサボりがちですが、これからは気を引き締めて、日々精進!継続は力なり!を自分に言い聞かせて運動したいと思います(^_^)。
皆様も(は?)、頑張ってください…ね!!

以上、西川整形外科のリハ室からでした。

引用
冨樫維親、コロナ渦自粛期間による膝伸展力変化の検討、第25ー26回千葉県理学療法学会より

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お知らせ:3月28日 千葉県理学療法士協会の研究支援部主催のセミナーがあります^^

みなさまこんにちは西川整形外科の杉浦史郎です。いつもブログを見ていただきありがとうございます。

3月28日に研究支援部主催のセミナーが開催されます。今回のテーマは「症例報告」です。症例報告は、理学療法士が現場で担当させていただいた患者さんについてまとめて報告する研究になります。

研究というと、グループに分けて、Aの治療をしたグループとBの治療をしたグループとCの何もしなかったグループで、どの方法が一番効果的だったか?などを検討するイメージだと思います。しかし症例報告も研究で、例え1症例の報告でも、自分の担当患者さんに役に立てる情報が満載なこともあります。実際の患者さんの状況を詳細に報告するのが症例報告なので、現場の理学療法士にはとても有用な情報となります。

理学療法士となって現場に出ると、所属している施設内で行う症例報告は誰しも一度は経験したことがあると思います。今回のセミナーでは、症例報告を書くためのポイントや注意点を講師の先生方が紹介してくれます。理学療法士のみなさまには手触り感満載のセミナーになると思います。今回も千葉県理学療法士協会の会員の方限定ですがもしも参加対象で、セミナーにご興味をお持ちの理学療法士の先生はぜひお越しください。

今回のセミナーでは、僕が司会をさせていただきます。#緊張しすぎて噛みませんように

それでは。案内のリンクを貼っておきます。

https://www.dropbox.com/s/zsoe3ddpms1v5k0/%E7%AC%AC6%E5%9B%9E%E6%A1%88%E5%86%85%202020%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC.pdf?dl=0

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いよいよ3月7日千葉県理学療法士学会が開催されます

みなさまこんにちは

いよいよ3月7日に千葉県理学療法士学会が開催されます。当院から合計5名が発表することになっています。一つの学会で当院から5名も発表するのは初めてなので嬉しいです。

今回の学会は、オンデマンド形式です。僕が担当させていただく教育講演(運動器)もオンデマンドになります。講演時間はなんと1時間なんです。そしてオンデマンド方式は初めてで、昨日やっと収録を終えることができました。初めての体験でしたので、収録だけでかなりの時間がかかってしまいました。#収録時間と内容の質が比例しているか不安

僕の発表ですが、今回も当院の同僚がかなり手伝ってくれて、みんなで力を合わせて作り上げました。臨床に即した内容になっています。#抄録を添付するのでもしよろしければ

収録も無事終わり、本日学会の運営局にも提出ができました。なんだか学会が始まる前に発表を終えた感じがありいつもの学会とは違う不思議な気持ちです。コロナ渦で学会もオンライン開催がほとんどで、新しい学会の形を味わうことができています。#でもやっぱり直接会場に行っていろんな研究者の方に会いたいです

僕の発表は、3月7日から21日まで視聴できます(参加登録は必要)https://procomu.jp/chibapt25-26/index.html

抄録をみてご興味ある方はぜひお越しください。それでは失礼します。

タイトル

画像検査から解決できた見逃すことのできない難渋症例                       西川整形外科リハビリカンファレンスから

杉浦 史郎    西川整形外科 リハビリテーション部  千葉大学大学院医学研究院 環境生命医学

■ なぜ今回、見逃せないケースなのか?  例えば急性腰痛症は腰痛診療のガイドライン2019では、腰痛程度は6週間で約60%軽減し、約半年後には約 90%と軽減するといわれる、比較的予後良好の疾患です。そして腰痛治療にはセミナーや成書により多様なア プローチが存在していることは周知の事実でその有効性を示す報告も数多く存在しております。このことから 腰痛に対する運動療法や徒手療法の有効性が期待出来るいわゆる「型にはまった」腰痛治療の情報は入手しや すいのではないでしょうか。これは腰痛に限ったことではなく、他の部位の疾患にも当てはまるのではないか と考えております。

■ 院内カンファレンスで挙がるケースはどれも「型にはまらない」ものばかり  しかしながら、先の急性腰痛の寛解について逆説的に考えますと、臨床の現場では寛解しない患者も一定数 存在していることも事実です。各施設では定期的にカンファレンスが開催されていると思います。我々の施設 でもカンファレンスを定期的に開催しております。そこでケーススタディーとして挙がってくる症例はどれも 難渋症例で、前述した「型にはまった症状」とは程遠いケースばかりです。

■ 症状と画像所見は一致しない?  過去の報告で、画像所見と症状は必ずしも一致しないという報告があります。しかし、この報告は臨床では 正しくもあり、そうではないケースも多く存在すると考えております。当院はMRIを2台有していますので、緊 急の場合、当日ないし数日以内に撮像が可能です。そのため、症状が続くような難渋するケースに対しては、比 較的早期にMRI検査で患部の状態を詳細に把握できる状況にあります。いわゆる問診や徒手検査の「答え合わ せ」ができます。そして症状が続く多くの患者には画像上、組織の解剖学的破綻が見られることも経験してお ります。

■ 例えば腰の疲労骨折  腰の疲労骨折である発育期腰椎分離症は青少年スポーツ腰部障害の中でも代表的な疾患です。症状は「腰痛」 ですが、疲労骨折という病態が隠れています。そのため確定診断はMRI検査が必要です。発育期腰椎分離症患 者を評価、検査不足により通常の「腰痛」でリハビリテーションを進めてしまうと、疲労骨折から偽関節(腰椎 分離症)に移行する可能性があり、患者の将来を左右する結果となります。発育期腰椎分離症はまさに見逃せな い疾患となります。

■ 今回の教育講演(運動器)では  先の発育期腰椎分離症は一例であり、他の部位でも同様な事例は存在します。しかし難渋例でも正確な診断、 評価ができれば速やかに適切なリハビリテーションを提供することは可能です。今回は我々が経験した難渋例 を症例検討方式でできる限り提示させていただきます。臨床最前線でご活躍されている皆様には「手触り感」の ある内容になると考えております。皆様の日々の臨床に少しでもお役に立てれば幸いです。

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