デスクワークの方、必見!!! 『座っている姿勢は腰に負担をかける!?』

こんにちは♪
西川整形外科の杉浦史郎です。

千葉県理学療法士学会も昨日(3月19日)が最終日。質問もしていただき(ありがとうございました!)、充実した学会となりました(^_^)

初めてのオンライン学会➕教育講演(1時間収録)は、初めてづくしで少し戸惑いましたが、新しいことにチャレンジできて嬉しい発見もありました♫
オンライン学会だと予め発表を収録し、学会開催期間中に参加者の方が視聴する形(今回)なので、これまでとは大分勝手が違います。
※コロナ前は、学会会場に行く→緊張しながら発表→質疑応答に答える。
また今回は、1時間の講演の収録もしたのですが、数時間で収録自体は終わるとふんでいたのに、初めてなことも手伝って丸1日かかってしまいました(T_T)#一生懸命やってあのクオリティです
何はともあれ、当院のスタッフ一丸となって作成した講演を、無事に発表でき嬉しく思っています(^_^)

もう一点ご報告!
なんと、この記事で累計100記事目なんです!!#いつも読んでいただきありがとうございます 100記事も書くとどんな記事を書いたのかをいまいち覚えてなくて、昨晩これまでの記事を読み返して、「こんなことも書いていたんだ」と思ったくらいです。これからも似たような記事を書いてしまうかもしれませんが…どうぞお付き合いください♫#次は目標200記事

前置きが長くなってしまいました…

それでは本題。今回は…
「座っている時と立っている時では腰の姿勢は同じ?違う??」

立っている時と座っている時の姿勢を、レントゲン撮影をして比較した研究があったので紹介したいと思います。

《対象》
・8名の男性(平均年齢27歳)

《方法》
立っている姿勢と座っている姿勢(今回は車のシートに腰掛ける形)で、腰と骨盤をレントゲン撮影して、腰の形を比較する。

《結果》
・立っている時→腰は反っている状態
・座っている時→腰の反りは減少

通常立っている時は腰は少し反っている状態です(反り腰)。この反りを「腰椎の生理的前弯」と言いますが、この反りが腰にかかるストレスを軽減している、と言われています。#ある程度の反り腰は大切
そして座っている時はこの反りが減少するので、腰にストレス(特に椎間板)がかかる形となります。

整形外科に腰痛で来院する方の中には、重労働ではなくデスクワークの方もいます。
今回の研究結果から、
『重いものを持つような機会がなくても、座っている時間が長いと腰に負担をかけてしまい、腰痛を引き起こしてしまう可能性もある』
といえますね。

このような腰痛の対応策は、
① 腰の部分にクッションを入れて反りを作る
② 座布団を敷いて腰にかかる負担を軽減する
③ 座面の低い椅子には座らない(ソファーなどは、腰がより曲がってしまう姿勢になります)

このようなケースすべてに①〜③の対策が合うわけではないけれど、試してみる価値はあると思います♪
また、腰痛がなくても座る時の姿勢を少し気をつけるだけで、腰痛予防につながることもあります♫

以上、西川整形外科のリハ室からでした(^_^)♪

引用

Diana E De Carvalho et al., Lumbar spine and pelvic posture between standing and sitting: a radiologic investigation including reliability and repeatability of the lumbar lordosis measure

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20114100/

西川整形外科ホームページ: http://www.naoso.com/

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