理学療法ガイドラインが発刊されました。ガイドラインの作成に携わらせていただきました^^
悪玉コレステロールが上がったので、急に長距離ウォーキングをはじめたら……足に障害が出現しました(TT)
#患者さんには「急に歩きすぎるのは禁物ですよ」と伝えています
#やっぱり急な運動は危険です、みなさまお気をつけください
今回は、
「お知らせ」&「理学療法ガイドライン」についての投稿です(^^)
この度、『理学療法ガイドライン』の作成に携わりました!
日本理学療法士協会からお誘いいただき、『理学療法ガイドライン』の作成班として関わりました。
ボクが担当したのは「背部腰部」と「頚部障害に対してのリハビリテーション」についてのガイドラインです♪
最近はネットの普及により、様々なガイドラインを目にする機会が増えているかと思います。例えば、「逆流性食道炎の治療ガイドライン」と検索するとネット上ですぐに閲覧できます。ボクも困ったときは、ガイドラインをみるようにしています。#自分が逆流性食道炎と診断された時はそのガイドラインを読破しました
専門の方はもちろん、患者さんや専門外の方もその病気についての知識や現在の治療方法を確認することができるのがガイドラインです。
ボク自身がいつも助けてもらっていたので、まさか作成する側にまわるとは思いませんでした(^^)
ですから、このお仕事をいただいたときはうれしくて秒速で「やります!」と返答したのを覚えています♫
そして最初は背部腰部だけの担当でしたが、頚部もどうですか?となり、すぐに「もちろんです!」とお受けしました。
その後、ガイドラインの作成の大変さを知ったときは、「時すでに遅し」でした。。。
ガイドラインの作成は、まずその分野の専門家があつまり、世界の論文を調査し、採点していきます。そしてその結果をもとに、現時点での最適な治療はこんな感じがいいですよ、と道しるべのようなものを作っていきます。
例えば、今回ボク担当した「頚部・背部腰部チーム」ではチーム全体で1000以上の論文(海外、国内)を精査しました。そこから「腰痛のリハビリテーションにはこれが有効のようです」「脊柱管狭窄症のリハビリテーションは〜〜をおこなうといいです」みたいに解説を作成していきます。自分に割りふられた論文を読んで分析していくので、膨大な作業量になります。
…依頼をいただいて、秒速で2つも引き受けた自分自身に愕然としました*\0/*
けれど、自分の専門分野の論文を半強制的かつ気合いをいれて読みこめたことは、そのまま西川整形外科でのリハビリの仕事に役立てることができます!
しかも普段読む論文は、自分の興味がある分野に偏りがちですが、今回の仕事のおかげで幅広い分野の論文を読めたのは、自分にとってもかなりプラスとなりました!!#日々の診療に役立てます。
また、たくさんの専門家が手間暇かけて作製しているのが実感できました。
ガイドラインへの親近感を感じることができ、今では「いろんな分野のガイドラインをみないと話にならない!」とまで思っています。それほどガイドラインは、現時点での治療法を理解するうえで医療従事者にとって必要不可欠なものだと思っています。
これまで理学療法のガイドラインは、海外の方々が作成したものを参考にしていました。「ヨーロッパ理学療法学会腰痛のガイドライン」みたいなものを読んでいました。しかしそれは、海外の方々むけのガイドラインになります。日本と海外では医療保険制度もちがいますし、リハビリテーションのたてつけもちがいます。
今回、「和製 理学療法ガイドライン」が完成し、我が国に適したリハビリのガイドラインができたと思います。国内の理学療法士や患者さんに、このガイドラインを是非みていただき、現段階での最適なリハビリテーションが広がればうれしいかぎりです\(^o^)/
日本理学療法士協会から献本してもらったので、ボクもほかの分野をよんで勉強します♫
※セミナーのご案内!!※
西川整形外科では、「リハビリテーション研究会」を定期的に開催しています♪
普段は院外の先生に講演をしていただいているのですが、今回は「ボク」が発表することになりました!
タイトルは
『発育期腰椎分離症の評価とリハビリテーション』です。
・医療従事者向けの勉強会になります♫
・まさかの「ハズレ回」にならないよう、只今念入りに準備中です!
・12月19日、年末の忙しい時期ですが、当日参加できなくてもアーカイブで後日視聴できるようにしますので、ご興味のある方はぜひお越しください♫案内を添付させていただきます^^
セミナー案内:https://peatix.com/event/3052958
紹介ブログ:http://pain-physio.net/seminer/
西川整形外科ホームページ: http://www.naoso.com/
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