「発育期腰椎分離症の痛み」はどんな痛み?
ブログの冒頭の挨拶は日々ストックしています。今日はノリにのってストックを20コ増やせましたが、2時間費やしてしまいましたm(_ _)m
#本編に時間を費やして
#ゾーンにはいりました
今日は「発育期腰椎分離症の痛み」はどんな痛み?について
➡➡「ズキン!とする痛み」のようです。
皆様こんにちは。
前回に引き続き、僕の論文を何度かに分けてお伝えしていきたいと思います♪
今回も「発育期腰椎分離症の患者さんに特徴的な所見」を紹介していきます。
※発育期腰椎分離症は若年性のスポーツ障害
※腰椎の疲労骨折→腰痛
※診断には MRI が必要(しかし疑いのある全ての方の MRI はとることは不可能)
※主訴の腰痛を分解・評価し、疲労骨折を見つけ出すのも理学療法士の腕の見せ所
今回は「発育期腰椎分離症の痛みの感じ方」を紹介していきます(^^)
《対象》
・前回と同じ101名
《方法》
・MRI 検査で発育期腰椎分離症かその他の腰痛症かを診断
・腰痛の感じ方を確認
「ズキンとする痛みか?」「 ズーンとするような重い痛みか?」
《結果》
・発育期腰椎分離症の方は「ズキンとする」ような痛みを訴える傾向あり!
腰痛の感じ方は「ズーン」「ズキン」「ギシギシ」など、患者さんによって違います。
発育期腰痛分離症(疲労骨折)でなぜ「ズキンとする痛み」を感じる傾向が多かったのかはよくわかりません。しかし診察時に痛みの性質を聞くことで、なにが原因となっている腰痛か?の判断の一助にはなります。
「発育期腰椎分離症」の確定診断には MRI 検査が必要だと言われています。
曲げた時・伸ばした時の痛み(前回内容)や腰痛の性質など(今回)のテストは、確定診断としての精度は高くありません。あくまで「目安」です。
しかし、そういったことを知識として知っていると、お子さんが「腰が痛い」と訴えた場合に疲労骨折を疑う1つの目安にはなると思います♪
『備え有れば患い無し』ですね\(^o^)/
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