お友達の理学療法士が大学院を受験するのに英語の勉強をはじめたのに触発され、ボクも単語の復習を開始したのですが、多くの単語を忘れているのがわかり復習ではなく初学者状態で落ちこんでいます。。。
#受験がんばって #日々勉強していないと忘れる
こんにちは!
今日は「体の動き」について面白い論文があったので紹介していきますね♪
「サッカーボールを蹴る時」と「ダッシュをしている時」の骨盤&股関節のうごきが似ている…みたいです(^^)
サッカーや陸上を経験されている方、いらっしゃいますよね♪
東京オリンピックは閉幕しましたが、サッカーや陸上選手の動作(股関節や腰のうごき)を思いうかべて読んでいただけると、イメージしやすいかもしれません。
「動きが一緒」というだけでなく、これが「障害」とどうつながっていくのかも、一緒に紹介していきたいと思います(^^)
◯発育期腰椎分離症(腰の疲労骨折)が起こる背骨の動き→→「反る」&「捻じる」
発育期腰椎分離症を起こしやすいスポーツは、野球、サッカーに多いのですが、次に多いのが陸上競技です。
野球やサッカーは、腰を反ったり回したりするスポーツであり、競技人口も多いことがその理由です。しかし、なぜ陸上競技でも多いのでしょうか?
今回紹介する研究により、その理由が少しわかった気がします(^^)
では、紹介していきますね♫ 徳島文理大学の理学療法士の後藤 強先生の論文です。
◯サッカーでボールを蹴る時の動き
この写真を見て下さい。
振り上げた足側の股関節と腰が、同時に反る形になります。また捻りも生じています。このような動作により、腰の疲労骨折を起こしてしまうと言われています。
◯ダッシュの時の動き
写真の8番の方を見て下さい。
左の股関節を後ろに反らして走っています。同時に腰もそっています。
※ 後藤先生はVicon(人間のカラダにセンサーをつけて動きを分析できる特殊な機器)をつかって、股関節や骨盤のうごきを計測し、ボールをける動作とダッシュ動作を比較しています。そして、上記の動作時の股関節と腰の動きの分析・研究を論文で発表されています(1)。
(1)Tsuyoshi Goto. Dash-Associated Spondylolysis Hypothesis. 2018 Aug 25;3(2):146-150.
doi: 10.22603/ssrr.2018-0020. eCollection 2019 Apr 27. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31435567/
◯陸上競技に発育期腰椎分離症がおおい理由
もう分かりますか?
ダッシュをしている時は、股関節&腰は反ります。しかも!「蹴る」よりも反る回数は圧倒的に多いのです>.<
…腰に負担がかかるのも分かると思います。
これが理由のひとつだと、後藤先生はいっています。
◯サッカー→より危険⚠️かもしれません>.<
サッカー選手→発育期腰椎分離症:多い!
あらためて考えてみると、サッカーは「蹴る」「ダッシュ」「ストップ」を繰り返すスポーツです。
ボールをもっていない時は、陸上選手と一緒です。
フリーキックの練習などではボールを蹴る動作で腰に負担をかけ、日頃の練習ではグラウンドを走り回り腰に負担がかける。
…サッカーは腰にとって「コク」なスポーツです。
◯予防するには?
→「 背骨」&「股関節」のストレッチが大切!
腰への負担軽減のために、股関節&背骨の柔軟体操が重要です。
股関節・背骨のストレッチの写真を参考にしてみてください♫
後藤先生とは学会で知り合い、いつも情報を提供して下さいます(^^)
発育期腰椎分離症がおこる理由についてはわからないことがおおい中、「動作分析のスペシャリスト:後藤先生」はその理由を解明する研究をされているので、とても勉強になります!
ではでは、
またの配信お楽しみに〜♫
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運動不足のため、腰を反ることはめったにありませんが、股関節・背骨のストレッチで、腰痛改善したいです!
腰痛があると集中できないので体操頑張ってください(^-^)