スポーツをしている時に、腰が痛い場合は発育期腰椎分離症に要注意!

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けれど最近、『コメダ珈琲』の「カフェインレスコーヒー」なら、気持ち悪くならずに飲めた(о´∀`о)大発見!!カフェでの時間を楽しんでいます♫
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今回は、専門的な内容を、患者さんにもわかりやすく!!説明していきたいと思います♪
いつも心がけているつもりですが、今回は自分で書いた論文なので、さらにわかりやすく説明できると思います^^

このブログでもよく紹介している『発育期腰椎分離症』のお話です。
今回は、「こんな症状が出ていたら要注意!」
➡️運動中に(特に)腰が痛くなる人!!

では、説明(わかりやすく♪)していきますね。

目次

❶発育期腰椎分離症って何?

・簡単に言うと「腰椎(ようつい:せぼねの腰の部分の骨)が疲労骨折を起こしてしまう」ことです。
・症状→腰痛です。
・疲労骨折→ある部位に繰り返し力が加わることで、徐々に炎症が増し、骨が折れてしまう状態。(徐々に→ポイント)
発育期腰椎分離症は、スポーツなどで繰り返し腰を反ったり回しすことで、腰に負担がかかり、疲労骨折が起きると言われています。発育期という病名からもわかるように、発育期の子供でスポーツをしている子に多い腰痛です。

❷どこが痛くなる?

・これはズバリ!『腰』です!
・5つある腰の骨のなかで、疲労骨折をよく起こすのは、「4番目と5番目」の腰の骨。
・腰痛が起きる場所は、どこの骨を痛めたかで変わってきます。
・「腰」というより、「お尻の上」が痛くなる方もいる。
・疲労骨折を起こす部分は、一つ一つの腰椎に左右2カ所あります。人により、右側だったり左側、そして両側を疲労骨折している方もいます。
・右側を痛めた場合→右側の腰痛
・左側の場合→左側の腰痛
・両側の場合→両側もしくは片側だけ腰痛

❸どんな時痛い?

これが今回の本題になります。
『運動中に痛がることがほとんど』です。

僕らは調査で、発育期腰椎腰椎分離症とそうでない腰痛症の子たちに
①運動している時②立っている時③座っている時、いつ、どのくらい痛いか?を聞きました。

《結果》
・発育期腰椎分離症の子は、①運動をして動いている時に腰痛を強く感じる!
・②③時に腰痛は強く出ない。
・発育期腰椎分離症ではない腰痛の子は、①②③いずれも腰痛が出ていた。

《調査からわかったこと・まとめ》
発育期腰椎分離症の子の多くは、運動中の腰痛を主訴とし、その他の腰痛の子は、運動中にかかわらず腰痛を訴えていることがわかりました。

まとめ

これらのことから注意すべき点は、
「発育期腰椎分離症の腰痛は運動時しか痛くない状態なので、軽症にみられがち」ということです。

よく僕は病院で、発育期腰椎分離症の子の親御さんから「運動している時しか腰痛が出ていなかったので、様子をみてました」という話を耳にします。
冒頭でも説明しましたが、発育期腰椎分離症は徐々に骨に負担がかかり疲労骨折してしまう病気です。腰痛を我慢してそのままスポーツを続けていると、悪化してしまうことが多々あります(*_*)

この記事を読んで、「そういえば、子供が運動中だけ腰が痛いって言ってたな〜」という方は、整形外科でMRIの検査をしてみるのもいいと思います♪

西川整形外科ホームページ: http://www.naoso.com/

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