『腰の疲労骨折!腰を反らすと…痛い?痛くない?』

うちにはネコがいます♪
とても愛らしくて、可愛いくて、優しい子♡なんですが、妻にしかなついていません。。。
#遠くからみてます
#妻がいないときは、たまに来てくれます

今回のタイトルは、『腰の疲労骨折!腰を反らすと…痛い?痛くない?』

答え➡️若年者で腰痛がある場合は、疲労骨折でもそうでなくても、腰を反らすと痛みが出ます(TT)

みなさま、こんにちは♫
この度、論文が掲載されました!
うれしいです\(^o^)/♪
今回の論文は、発育期腰椎分離症について調査したものです。その論文をいくつかに分けて紹介していきたいと思います^^

「発育期腰椎分離症」は腰の疲労骨折です。
部活動やクラブなどで運動をしている子に多くみられ、その中でも野球、サッカー、バスケ、陸上など激しいスポーツに多いように感じます。

腰痛には疲労骨折と、そうでないケースがあります。椎間板を痛めたり、腰の関節を痛めたりする場合です。この時、腰を反ると痛みが出ます。この痛みについて調べてみました。

《対象》
・腰痛症の子ども101名
・平均年齢は14.4歳

《条件》
・MRI検査をして疲労骨折の有無を確認

《検査結果》
・腰の疲労骨折→53名
・疲労骨折ではない腰痛症→48名
半分以上が疲労骨折だったということになります。多いですね>.<

《方法》
腰をそらしたときと、前におじぎをしたときの腰痛の有無を確認。

《結果》
・疲労骨折でもそうでなくても、腰を反ると痛みが出る傾向。
・疲労骨折→おじぎをしても痛みがでない傾向
・疲労骨折がない腰痛症→おじぎすると痛みが出る傾向

《まとめ》
・疲労骨折でもそうでなくても、腰を反るといたい
・疲労骨折→おじぎではあまり痛みが出ない

この事から「反ると痛いけど、おじぎはそうでもない腰痛」は、腰の疲労骨折かもしれませんね。
絶対ではありません!ですが、判断材料の一つにはなると思います♫

こういったテストを、理学療法士はよくつかいますが、多くの種類のテストを組み合わせて実施していきます。
その理由は、ひとつの検査(テスト)だけでは、なかなか判断がつきにくく、より精度を高めるために様々なテストを行うのです(^^)

今回掲載された論文には、腰の疲労骨折をみわける他のテストものっています。
この続きはまた次回!
乞うご期待!!\(^o^)/

引用
Sugiura et al.,Utility of Physical Examination Findings for Predicting Low-Back Pain in Adolescent Patients with Early-Stage Spondylolysis: A Retrospective Comparative Cohort Study. November 27, 2021; doi: dx.doi.org/10.22603/ssrr.2020-0199

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