70歳以降の女性のぎっくり腰は〇〇骨折に注意!

ちょっと太ってしまったので、1週間白米を減らして1キロ減に成功した!と思っていたら、減ったのは脂肪ではなく筋肉でした。。。。(ᗒᗩᗕ)
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70歳以降の女性のぎっくり腰は〇〇骨折に注意!

➡➡圧迫骨折

今回も書籍「フルカラーでわかる!腰痛の理学療法」から。

ボクがいつもご指導いただいていて本書著者でもある青木保親先生(東千葉メディカルセンター整形外科部長、千葉大学大学院医学研究院総合医科講座 特任教授)の章から紹介させていただきます♫

「ぎっくり腰」聞いたことがある方、多いと思います。

専門用語では急性腰痛といいます。

このぎっくり腰。誰しも一生のうちに一度は経験すると言われています。

「ぎっくり腰」にはいろいろな原因・要因があり、たとえば学生さんのような若い方の腰の疲労骨折などが、この急性腰痛に入ります。また20代〜中年までは椎間板(腰の骨と骨の間のクッション)を傷めることで急性腰痛がでたりします。症状によっては痛くて動けなくなることもあります。

「ぎっくり腰」が70歳以降の女性に起きた場合は、圧迫骨折の可能性があります。

圧迫骨折とは、背骨の骨がつぶれてしまうことです。

高齢の女性に多くみられる骨折で、骨粗鬆症が原因としてあげられます。

《骨折骨粗鬆症とは》

・骨の量が少なくなったり、骨の中身(構造)が悪くなり、そのため骨の強さが脆くなり骨折しやすくなった状態。

・ 女性ホルモンが骨の代謝を調節しているために、閉経により女性ホルモンが減少すると骨粗鬆症を発症しやすくなる。→閉経後骨粗鬆症

「ぎっくり腰」だけに、きっかけは中腰で何かをもってギクっ!となり痛みが出ることが多いのですが、高齢者の場合は、きっかけがなくても圧迫骨折を起こしてしまうことがあります。。>.<(+_+)

症状は…骨折なので、すごく痛いそうです。

《圧迫骨折の主な特徴》

・横になっているときは腰痛が軽減するが、座ったり立ったりして背骨に体重がかかると腰痛が強くなる

・寝返りや起き上がり、おじぎの動作でさらに痛みが増強す

脊柱管狭窄症がある方が、加えて圧迫骨折を起こしてしまうと足への神経痛が悪化してしまうこともあるそうです。

圧迫骨折を起こしてすぐはレントゲン検査ではよくわからないことがあるので、MRI検査で圧迫骨折の有無を確認することが重要です。

今回紹介した症状がある高齢者女性は、整形外科を受診されたほうがいいかもしれません。

ボクもこれまで圧迫骨折の方を多く担当しました。

よく聞くのは「急な腰痛で起き上がるのがつらい」と仰る方が多いように思います。

くしゃみ→腰痛→検査→圧迫骨折だったという方もいました。

骨粗しょう症の検査ももちろん大切ですが、痛くなったら早めに整形外科医に相談するのがいいと思います♫♪♫

引用
フルカラーやさしくかる!腰痛の理学療法 第2章 若年者・中高年者の腰痛 青木保親先生
https://www.amazon.co.jp/フルカラーでやさしくわかる-腰痛の理学療法-青木-保親/dp/4784958800

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