◎ 「理学療法士」が「大学院」に行く前に準備しておいた方がいいことは☞☞☞☞☞
前回の「理学療法士&大学院」の話が意外と好反応だったので、今回も引き続き……(^^) #リハビリの内容ではなくてゴメンなさい #理学療法士の方の読者も多いかも
ボクがよくされる質問に、
「大学院に行こうと思っているのですが、何を準備しておいた方がいいですか?」
があります。
ボク個人の答えですが……
① まず今所属している施設で、「研究」をしてみてください!
大学院は研究機関です。
入ったら当然、「研究」します。
⚠️注意点⚠️
社会人は普段の仕事があるので、学生と比べると圧倒的に「時間」がありません。大学院は数年あるから大丈夫!と思っていると…痛い目にあいます(TT)
② 研究➡️教科書どおりではありません。
1,日々の臨床で疑問をもったことを文献で調べる
2,疑問を解決するために実験方法を考える
3,数ヶ月〜数年かけて実験する
4,結果を分析
5,論文にまとめる。
大学とちがい、試験の点数で進級・卒業が決まるわけではありません。大学院を修了するには、研究&論文を作成しないと修了(卒業)できません。
ですから大学院に入る前に、
まず日々の臨床で疑問に思うことをみつけてみる。そしてそのことを深く掘り下げて調べたり、よく考えてみることから始めてみてはどうでしょうか?
できれば論文をいくつか書いておくと、入ってから有利ですよ♪
「大学院に入ってから、研究方法を習い、それから始めよう!」と思っていると、「あっ」という間に時間がすぎて、研究結果が(時間が足りずに)まだでていない……状態になります(TT)
現役大学生で時間に余裕がある人は、別にここまでしなくていいと思います。
けれど「社会人+大学院生」には、とにかく時間がありません。
まず、研究&論文作成には思ったより時間がかかる!ということを、知っておくことも必要だと思います(^^)
前にも紹介しましたが、論文を作成→雑誌に投稿→受理➡️➡️すごく時間がかかります>.<
ヘタすると数年かかることもあります。
大学院に入り、研究し論文も書いたのに、その論文が雑誌に載っていないから修了できず…ということも実際にあります。#こちらもどうぞ論文が世にでるまで
『研究を学びに大学院に行く』を目的に皆さんは大学院へ進学するとおもます。
しかし、社会人が研究を「1」から始めるには時間的余裕はありません。
ですから、研究・論文作成の労力を一度でも経験しておくことは必要だと思います!
理学療法士で大学院を目指している皆さん!
頑張ってください!!ね\(^o^)/
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ご経験された先生の言葉には、重みがあります。やはり「現実は甘くない」のですね。
研究のための文献検索には、英語の読解力が必要かと思いますが、オススメの勉強法はありますか。
先生なら大丈夫です!!